てんかん発作が起こる前に前兆があるようです

てんかん発作が起こる前に前兆があるようです

ローランドてんかん(中心・側頭部に棘波をもつ良性小児てんかん、BECT)の娘メイは、てんかん発作が起こる前兆のようなものを感じていたそうです。

ローランドてんかんの発作は浅い眠りの時に起こるのですが、突然ぱっと目が覚めて「あっ…気分が悪い…発作が来る!」と思ったら発作が起こるのだそうです。

てんかん発作の前兆は「オーラ」と呼ばれているそうで、てんかんの種類によってそのオーラはさまざまだそうです。

とても不安になったり、体温が変化したり、幻聴やめまい、変な味やにおいを感じることもあるそうです。

メイは1度だけ「ものが小さく見えた」「視野が狭くなった気がした」と話していました。いつもと違う前兆でした。

いくら発作の前兆を感じても結局てんかん発作は起こってしまうのでどうしようもないとメイ本人は話していました。

ただ、昼間起きて活動しているときにてんかん発作が起きるタイプの方は、発作の前兆を感じたらすぐに安全な場所に移動することができます。

てんかん発作の時に危険な場所に頭をぶつけたりしたらとても危ないですよね。だから前兆を感じるのは少しは役に立つことなのではないかと思います。

「前兆」といっても、実はそれを感じた時点で実はてんかん発作は始まっているのだそうです。前兆を感じているときは、脳の中でごく限られた部分だけに異常が起きています。

それがその後、広がっていわゆる普通のてんかん発作になるみたいです。ローランドてんかんでは、時に発作波が脳全体に広がることもあります。

メイが初めて私の目の前で大きな発作を起こして救急車を呼んだことがありましたが、あれは発作波が脳全体に広がって二次性全般化したということでしょう。

発作の前兆のようなものを感じたら、必ず安全な場所に移動してください。特に万が一車の運転中にそのようなことが起こったら、必ず車を停車させなければいけません。