ローランドてんかんの子供の学習に関するいろいろな問題は?

ローランドてんかんの子供の学習に関するいろいろな問題は?

長女メイは小学校4年生になる直前にローランドてんかん(中心・側頭部に棘波をもつ良性小児てんかん、BECT)と診断されました。

しかしもっと小さい時、小学校に入るか入らないかぐらいの年齢からたまーに寝入りばなにおかしな呼吸をすることもありましたので、その頃すでに発症していたかもしれません。

ローランドてんかんの子供は知的な発達には普通は悪影響はなく、成人するまでには完治する例がほとんどです。

でも英語で書かれたてんかん情報サイトに次のような記述があったのが何となく気になりました。原文は英語ですがこれを日本語に翻訳したものです。

一部の子供は、発作を抱えている期間に学習困難と行動上の問題を抱えます。発作が止まり、脳波が正常に戻ると、問題は通常消えます。

つまりローランドてんかんの子供の一部は、発作が完全に抑制されていないうちは一時的に学習困難や行動上の問題が起こることがあり、やがて病気が治るとこれらの問題も解消するということでしょうか。

メイは特別勉強が苦手だったわけではありませんが、小学校時代は確かに兄や妹と比較するとテストの点数が今一つだと感じました。

本人は真面目な性格でものすごく努力しているにも関わらず、努力の分ほどは結果が出ていないような印象でした。妹はとても要領がいいだけに可哀想でした。

でも最近やっと成績が上向いてきたような気がしますし、小学校時代はあまり好きではなかった分厚い本も積極的に読むようになりました。

中学1年生の秋から、脳波は急速に改善しつつあります。主治医の先生の話では「たぶん中学校卒業までに脳波が完全に正常になるでしょう」と言われました。

でもそろそろ高校受験のことも真剣に考えなければいけない年齢なので、何とか頑張って早く良くなってほしいです。

また抗てんかん薬の副作用でどうしても他の子たちより眠くなるので、そういう意味でも勉強には不利かなと思います。薬はまだあと数年間飲まないといけないでしょう。

ローランドてんかんの子供たちはいずれ完治することがほとんどだからいいじゃないかと思われるかもしれません。

でも、病気が治った後で普通の人として仕事をして生きていかなければならない子たちだからこそ、これからの方向を決める大事な時期に病気で苦しむのは辛いことだと思うのです。

部活でくたくたになった後仮眠をして、もっとずっと寝ていたいという気持ちと必死に戦いながら一生懸命勉強している娘。

短時間でチョイチョイと要領よくやってのける子たちにはどうしてもかなわないし、見ていて可哀想になることだってあります。

どうかこの娘が、他の同じ病気の子供たちが、みんな「あの頃は本当に大変だったね」と今のことを懐かしく語れるようになりますように。