良性のてんかんのはずのローランドてんかんが悪化することがある?

良性のてんかんのはずのローランドてんかんが悪化することがある?

ローランドてんかんは「中心・側頭部に棘波をもつ良性小児てんかん」という通り良性の子供のてんかんです。

典型的なローランドてんかんであれば年齢とともに自然に発作が止まり、脳波も正常になって治ると主治医から言われました。

でも中には、普通の(?)ローランドてんかんだと言われていても実はそうではなかったり、脳波が悪化することもあるそうです。

小学校高学年でメイの発作が頻繁に起こった時、主治医は脳波を調べて「もしかしたらてんかんの波がいくつもくっついたような脳波になっていないか心配したけど、大丈夫ね」とおっしゃいました。

脳波が悪化して、起きているときに普通のローランドてんかんとは異なるてんかん発作が起こるようになることも例外的にはあるのだそうです。

ローランドてんかんは「良性」と呼ばれるてんかんですが、「悪性」と言われるものがあるそうです。この場合は、抗てんかん薬を飲んでもなかなか発作が止まらないそう。

睡眠中によく出るローランドてんかん独特の脳波(ローランド棘波)があるからといって、必ずしも典型的な良性のローランドてんかんとも言い切れないのでしょうね。

また典型的なローランドてんかんでは知的な発達にも影響は見られないそうなので、逆に何か発達面で気になる点が出てきた場合は別の種類のてんかんの可能性があるのかもしれません。

睡眠中にしかてんかん発作が起こらないからといって必ずしもローランドてんかんというわけでもなく、成人でも睡眠中に発作が起こる人もいます。

やはり、たくさんのてんかん患者さんを診察しているてんかん専門医の先生に診てもらうと安心ではないでしょうか。メイの主治医はてんかん専門医の女医さんです。

主治医が「95%以上の確率で治る」とおっしゃったのは、ローランドてんかんと診断したけど実は違ったという場合が稀にあるからかもしれません。